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米経済再開についてNY州知事、トランプ大統領の意見にずれ
昨日に引き続き、やはり市場の焦点は米経済の再開が出来るかどうかです。
17日 1:06にクオモNY州知事は「NY州は行動制限を5月15日まで延長」と述べ、トランプ大統領が発言した「5月1日から米経済活動を再開」とは少しずれがあります。

発言を受けてリスクオフのドル買いになったか?
MAはゴールデンクロス、RCIは短期線が上昇するところでロングをしても良い場面だったと思います。ただ、ニュースを市場がどう捉えるか不透明なので、私だったらエントリーしないかなと思います。
そして、今後の展開を予想すると、各州知事レベルで「5月〇日まで行動制限を延長。経済活動の再開も慎重に検討」などの声明が出てくるのではないでしょうか。
そうなるとまた相場は上下に振られる展開になりそうです。今のところあまり影響はありませんが5月1日が近づくほど影響は大きくなると思います。
経済指標など
21:30 新規失業保険申請件数
アメリカの新規失業保険申請件数は予想よりも良い数字の524万5千件の申請数でした。
この指標で市場はどう動いたか。ドル円5分足を見てみましょう。
24時ロンドンフィキシング
16日はロンドンフィキシングに合わせてドル買いが急激に進みました。
107.165の安値を付けた後に、ロンドンフィキシングに向けて急激にドル買いが進み107.800超えまで上昇しました。
40分で約60pips動きました。
16日のまとめ
- トランプ大統領 VS クオモNY州知事 経済再開にずれ
- 失業保険申請件数に変化はあまりなし、相変わらず悪い
- ロンドンフィキシングでドル急上昇
また17日もまとめたいと思います。